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Can We Get Much Higher?

from 3​.​11 by Piyo Londirt

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lyrics

Can We Get Much Higher?


Verse1
3月11日 2時46分
未曾有の大地震 
津波が襲来 街を飲み干す
避難を忠告する決死のアナウンス
最初の楽観も悲鳴に変わる
まるで世界が変わってしまった 
見慣れた景色 その面影すらない

そこにいくつの約束があったか 
喧嘩したままなら尚更
容赦なく鼻をつく汚泥の悪臭 
ポリタンク両手に瓦礫を歩く
自分が生きてることも夢のようで 
声にならない声 あるいは嗚咽
無言でいる以上の慰めを知らない 
だがこれは序章にすぎなかった
Can We Get Much Higher?


Verse2
見せかけの愛より僅かでも食料 
写真一枚より確かな抱擁
日々の余震 地震酔い
無限に印刷されていく恐怖のコピー
頑張れと言われ続けノイローゼ 
何か出来るなら時を戻して
どんな歌さえも心に響くまい 
明日への不安に絡まる蔦

保身とプライドで拡大した人災 
エネルギーの可能性が容易く死んだ
よごれた田畑 家畜の墓場 
その陰であの恥知らずは
自画自賛して憚らず 
任期が延びたと笑ったんだ
政治は民度の投影 
この政権を選んだのはどうして
Can We Get Much Higher?


失われた世界 ここで生きるには
愛は置いていくべきか

いや違う
強い光を見た

悲しみの底 絶望の際
それでもあなたは与えていた

慎ましく生きるその姿を見ると
落涙さえ贅沢に思えてきた


Can We Get Much Higher?
So High…

credits

from 3​.​11, track released June 11, 2011

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about

Piyo Londirt Tokyo, Japan

福島県会津若松市出身のラッパー。
14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。
17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。
上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。
現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。
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