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ホ​テ​ル​・​カ​リ​フ​ォ​ル​ニ​ア​(​Track by Harry Black)

by Piyo Londirt

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lyrics

砂漠のハイウェイ
髪をなびかせて
香りはコリータス
夢のように消える

遠くに見えてきた
ゆらめく光
死ぬように眠い
休まなければ

建物に入ると
鐘の音が聞こえる
一瞬
頭をよぎった
ここは煉獄かもしれない

灯されたロウソク
案内されて
回廊から声が
惑わされてく


ようこそ
ホテル・カリフォルニアへ
いい眺め
素敵な夜景

たくさんの部屋があるのです
あなたのような方々へ


宝石と引き換えに
魂を売れる
彼女には父親と呼ぶ
太客がいる

庭で踊る人は
汗をかいて
思い出すため踊った
それか忘れるため

給仕長を呼んで
赤を頼んだ
しかし
「ここは酔うための
お酒しかありません」
といった

勝利の美酒なんて
ものはなくて
信じられるならば
もうすでに酔ってる


ようこそ
ホテル・カリフォルニアへ
いい眺め
素敵な夜景

たくさんの人が楽しむのです
誓った愛も裏切りながら


天井の鏡に
ピンクのシャンペン
しかし
「ここにいる誰もが
受刑者みたい」

支配人の部屋に
一堂に会し
ナイフを
突き刺したが
けだものは死なない

覚えてるのは
走ってる姿
ドアが見つからない
あの日に戻るドアが

「落ち着いて」
といわれ
深呼吸してみる
「チェックアウトできますが
あなたは逃げられない」


洗えと言う
くさい息をふっかけて
けだものが
毛もくじゃらのノミだらけの足を出して
人間のおれに命令する

よろしい
やってやる
なんでも言うことをきいてやる
そのかわり けだものよ
おれもたけだけしいけだものにしてくれ


引用詩:高見順『洗えと言う』

credits

released June 28, 2023

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Piyo Londirt Tokyo, Japan

福島県会津若松市出身のラッパー。
14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。
17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。
上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。
現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。
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