生活美術館（Track by World Technique）

by Piyo Londirt

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lyrics

会いたい
忙しいけれども
生命は
限られているのに

会いたい
忙しいからこそ
愛したい
汚していくほどに

スーパーに
吸い寄せられる帰り道
誰もが明日も食うために生きる
半額の惣菜
今日はよそうか
わき腹を軽くつまんで思った

ビールも週末まで
我慢しようか
日曜の朝から
飲むのはどうだい

たがいを塗り絵にして
傷を消した夜
朝を迎えても
震えがとまらず
そんな気持ちになれたことが
嬉しくて泣いたんだ
馬鹿みたいだろ

星はきれい
死んでいくから
舐め合うしかない
からだ
ふたつ

孤独なんて
もうなりたくない

明日がみえない
だから
キス・ユー・トゥナイト

くたびれた電車に
ゆれる帰り道
誰もが愛されたいと
願っている
疲れた顔や
仕事のミスだとか
冗談で笑い飛ばしてほしいのさ

電話やデートじゃ足りないなら
一緒に暮らす部屋を
探すなんてどうだい

たがいを塗り絵にして
日々彩りを
失敗を破り棄てるのはやめよう
どの傷もきっと
ふたり出会うための
色だと思う
馬鹿みたいでも

星は燃える
生きているから
まだわからない
こころ
ひとつ

孤独じゃなきゃ
出会えなかった

明日をつくろう
だから
ロング・キス・グッドナイト

定時で帰れる日が
ダイヤモンドに見える前に
くちづけを

見上げてごらん
あれが東京の夜空
光る海のようだ

ねぇ
泳ごうか

credits

released April 15, 2023

license

about

Piyo Londirt Tokyo, Japan

福島県会津若松市出身のラッパー。
14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。
17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。
上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。
現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。 ... more