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Monster

from 3​.​11 by Piyo Londirt

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lyrics

Monster


Hook
会津 寂びれた街
そこに舞い降りた俺という豪雪
人は皆こう呼ぶ 環境の産物

愛 この竿の鉤餌
真の欠乏を認識するとき
人は皆こう呼ぶ 環境の産物


Verse1
俺は出来るだけ楽な方法で
死ぬことを考えていた高校生
見込めない蘇生 失った目的 
だが人前では陽気な道化
教室の隅では背後から
耳に障る気違いじみた愛想笑い
退屈がパトロン 飽くまで遊ぼう 
妄想で皆殺し そんな頃に

突然与えられたきっかけ 
涎垂らしマイクを握ったぜ
人々は平等を愛してやまない 
だが俺には否定される権利だってある
緞帳を毟る分裂病患者が
夢魔の中でさえ求めた喝采
だが日差しが何より怖い 
日差しが何より怖い


Hook2
I crossed the line
俺は一線を越えて

And I'll let God decide
神に決断を委ねる

I wouldn't last these shows
もうショウは終わりだ

So I am headed home
だから家路に就くとするよ


Verse2
父を彫像で撲殺し損壊 
満ち足りずに生首を殴打
腿を削ぎ落し ストーヴで炙り 
フォークを刺して塩を振り咀嚼
あばら肉を混ぜ煮込む 独創のキャセロール 
勃起を伴い一気に掻っ込む
呪詛に満ち大きく見開いた眼に恐怖を感じ
車庫にあった鉈を振り下ろしたときに

瞬時に正気を取り戻し 嘔吐を催し 
親指を瓦鉢に吐き出した 
翌朝それに蛆が湧いた
これは既成事実か予知夢なのか 
嘲るようにエゴが揺蕩う
臆病だと素直に認めるさ 
だから何だ この俺が救えるか?


Hook


Hook2


Verse3
故に環境の産物 
この表現は一種の採掘作業
清算しようとする荒んだ過去 
感情と引き換えに手に入れた魔力
心の隙間にねじ込む演奏 
復讐こそ生きる唯一のモチベーション
逃れられない血の呪縛 
認知出来ずに生む醜悪な歪み

本当に戦争や大災害を望んだ 
心理は倒錯し蚕と同化
何時間も見つめていた刃先 
抑圧と覚醒 思春期の真夏
耳を塞ぎ閉じこもったクローゼット 
育んだ怪物が握った主導権
その涙も痛みも全部俺に託せ 
悲劇の小骨まで溶かしてやるぜ

credits

from 3​.​11, track released June 11, 2011

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about

Piyo Londirt Tokyo, Japan

福島県会津若松市出身のラッパー。
14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。
17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。
上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。
現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。
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